ハードウェアウォレット(コールドウォレット)と レジャーナノS購入方法
暗号通貨の保管場所として安全で手軽なのがハードウェアウォレット(コールドウォレット)です。
代表的なのがLegerやTrezorでMyEatherWalletやCopayとの統合も可能です。
ハードウェアウォレットが推奨される理由として以下のようなことがあります。
バックアップキーをきちんと保管し、マリシャスサイト(コンピュータウィルスなどを含みデータの破壊や盗難を行う悪質サイト)やフィッシングサイト(偽サイトからユーザ名、パスワード、プライベートキー情報などを奪うサイト)にひっかからず、ソフトウェアの遠隔操作を行わず、マリシャスアプリケーションをインストールしなければ問題は起こるべきではないのですが、実際のところ、プライベートキーをなくしたり盗まれて資金にアクセスできなくなるということが生じています。たった一つのことで全資金を失ってしまうのです。
しかし、ハードウェアウォレットで保管すればそのような事態を避けることができるので、ある程度まとまった資金がある場合はそこに保管しておくほうが安心です。
ハードウェアウォレット自身にプライベートキーが備わっていてサインインの際のトランザクションも行ってくれます。キーはインターネットに接続されたディバイス上にないので外部から奪われることもありません。
(*万が一に備えてセットアップの際にキー(24のフレーズ)を書き留めオフラインの安全な場所に保管する必要があります。)
ここではLedger社公式サイトからのLedgerウォレットの購入方法をご紹介します。
現在Ledger Nano Sは注文受付中です。
フランスのレジャー社工場から3月26日出荷予定。
送料無料で7-21営業日で届くとのことです。
少しでも早く入手したい人は、3-5営業日で到着のUPSエクスプレス(送料18€)を選択します。
支払い方法はビットコイン、VISAまたはMasterカード、Paypal。
対応通貨はビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、リップル、ネム、ビットコインキャッシュ、イーサリアムクラシック、ネオ、ダッシュ他。
(必要であれば)LANGUAGE から日本語を選択
LedgerNanoSをクリック
数量を選択後’カートに追加’をクリック
注文内容が表示
届け先の国、郵便番号、配送方法を選択または入力
配送先住所の入力
以下の事項に同意の上チェック
(住所を間違えて入力した場合、返金はしてもらえないので注意!)
配送方法の確認、支払方法の選択後、’続ける’ボタンをクリック
注文内容の最終確認と支払
支払を終えると発注完了
(追伸)
2018年1月27日、史上最高額の暗号通貨(約5.2億XEM≒580億円)がコインチェック取引所より不正流出しました。流出したのはXEMですが、取引所に置いてある日本円やビットコインその他取り扱い暗号通貨の入出金が停止され、今後ユーザーがそれらにアクセスできるのか未定です。
保有する暗号通貨をハードウェアウォレットで保管していたら巻き込まれることがなかった出来事だったし、取引所は日本円や暗号通貨を預けて置く場所ではないと認識して利用したほうがよさそうです。
(追記)上記の件について、翌日の28日に補償方針が発表されました。
MyEatherWallet (マイイーサウォレット) の作成
ICOに参加するのにイーサリアム(ETH)が使われることが多いです。
ただ取引所からイーサリアムを指定のアドレスにお送ると紛失してしまうことがあるので、
クラウドセールではMyEatherWalletからの送信が推奨されています。
また、MyEatherWalletは、Ledgerなどのハードウェアウォレットや人を介さない分散型取引所Etherdeltaとの連携も可能です。
無料でアカウントを開設することができますが、
キーやパスワードの紛失、誤ったトランザクション、偽サイトへのアクセスには
十分注意が必要です。
”MyEtherWallet.com does not hold your keys for you. We cannot access accounts, recover keys, reset passwords, nor reverse transactions. Protect your keys & always check that you are on correct URL. You are responsible for your security.”
"MyEtherWallet.comはキーを管理おらず、アカウントへのアクセスやキーのリカバリー、パスワードのリセット、トランザクションのリバースもできません。キーは自分で管理し必ず公式URLにアクセスしているか確認してください。セキュリティーに関しては自己責任になります。"
MyEatherWalletのアカウント(ウォレット)新設はこちらから➢
MyEatherWallet 作成方法
1.強力で覚えやすいパスワードを入力。
(このパスワードは自身のプライベートキーを守るものです。この時点でプライベートキーが生成もされることはありませんし、このパスワードだけではイーサリアムにアクセスするには不十分です。)
2."Create New Wallet"ボタンをクリック。
3.Keystore / UTC fileをダウンロードしこのファイルをUSB ドライブに保存。
(これは自身のプライベートキーを暗号化したものです。これにアクセスするには1で設定したパスワードが必要です。暗号化されていないプライベートキーより安全ですがパスワードが常に必要です。)
4.警告文を読み了解したら"I understand. Continue"ボタンをクリック。
5.バックアップ用にペーパーウォレットを印刷もしくは紙に誤りのないよう気を付けながらプライベートキーを書き留める。手書きの場合は後でウォレットにアクセスできないということがないよう2,3回書きとめておくとよい。
6.自身のイーサリアムアドレスをコピー&ペーストして保存。
https://etherscan.io でそのアドレスを検索しこのページをブックマークしておくといつでも残高を確認することが可能。
7.まずは少額のイーサリアム (0.0001 ETHなど) を外部ウォレットもしくは取引所から作成した新しいウォレットに送ってみましょう。
8.USBドライブに保存してあるKeystore / UTC file または印刷したプライベートキーを使ってウォレットをアンロック。次にアンロックしたウォレットのアドレスとブックマークしたアドレスがマッチしているか確認。なおウォレットは開いた(アンロックした)まま放置するのはやめましょう。
9.今度は少額のイーサリアム (0.00001 ETHなど) を新しいウォレットから外部ウォレットに送ってみましょう。
(この無料のオープンソースのサービスサイトhttps://myetherwallet.comの寄付アドレスでもよいでしょう。)
10.自身の資産にアクセスできない、ということがないよう最後に必要なすべての情報を記録したかアドレスがあっているか、もう一度確認してみましょう。もし誤りがあれば最初からやり直してみてください。
一つあると便利なので是非作ってみてください。そしてKeystore / UTC fileとプライベートキーは必ず安全なところに保管しておいてください!
Binance 取引所: アカウント開設と注意点
ビットコイン(BTC)から分岐したビットコインダイアモンド(BCD)。
保有するビットコインの10倍のビットコインダイアモンドを付与するということでしたが、対応を表明していたのは比較的規模の小さな取引所ばかりでした。
そんな中、中国の新参だけれども比較的大きな取引所Binanceが付与の実施をアナウンス。
しかも早々に付与がなされ1BCD ≒7000円 とういう高値で取引されたことが話題になり一気に注目を集め利用者を増やしました。
2018年1月現在のユーザー数は600万以上。
使いやすく取り扱っているコインの数も多いので是非登録しておきたい取引所のひとつです。
Binanceへの登録は24時間に2BTC分の取引までなら、Emailアドレスだけで簡単に行えるのもよいですネ!
アカウント開設
Register(登録)をクリック
Emailアドレス、パスワードを入力(パスワードは大文字を含めた8文字以上の英数字)
Binanceの利用条件に合意の上チェック句を入れ、Registerをクリック
左側のスライダーを右にドラッグしながらパズルをはめます
この画面になったらEmailを確認
次のようなEmailを受信したらVerify Emailをクリック
アカウントが開設されました!
ログインと二段階認証の設定
ログイン画面で、メールアドレスとパスワードを入力し、Login ボタンをクリック
2FA(2段階認証)の設定画面になります
(スキップして後で設定することもできます)
中国本土の居住者以外はスマホアプリgoogle authenticatorを選択しクリック
①google authenticatorがない場合、まずこのアプリをappStoreもしくGoogleplayからダウンロードします。
②表示されているバックアップ用のQRコードかキー(秘密鍵)を必ず控えて安全なところに保管。スマホを買い替えたり、紛失してしまったり、壊してしまったら、(Binanceから受け取った)QRコードやキーはアプリから復元できません。
控える方法として
○手書きでキーを書き留める
○QRコードとキーを印刷する
*QRコードとキーを使用中のスマホに保存しておくのは危険なのでやめましょう。
③スマホに表示されている6ケタの数字を入力し、2FAをアクティベイト。
*一度2FAを設定してしまうとQRコードやキーは再び表示されず2FAの解除もできません。必ずバックアップをしておきましょう。
アカウントにアクセスできなくなったらサポートセンターとやりとりをしたりなどそのリカバリーがとても大変のようです!
ICOで購入したらどのくらい利益が出せるのか?
ROI (Return on Invetiment) since ICO(Initial Coin offer)
ICO以来のパフォーマンスがわかるサイトです。
●Name は、コインの名称。
●Change (%)は、ICOの価格に対して何%+(プラス)になっているかを示しているもの。
●ICO Priceは、ICOで売り上げた金額を発行部数で割ったもの。
●Current Price は、現在の価格。
マイナスになっているコインもあるけれど、
あたれば何十~何百倍になっています!
(現在は新しいコインが次々誕生しているのでホント宝くじと同じで、
当たればラッキーくらいの気持ちで購入したほうがよさそうです。)
たとえばEthereumは現在約US$361.935で取引されていて、
ICO以来+116121%。(%と倍率と異なるので注意!)
BCHの受け取り方法 - Bitpay と Copay
2017年8月1日のビットコインハードフォーク前にビットコインを Copay, Bitpay ウォレットに入れていた人 - ビットコインと同数のビットコインキャッシュをもらうことができます。
★ツールを使う前に
ウォレット内のビットコインを他のウォレットに移す。新しいBitpay ウォレットを使用する場合は旧ウォレットのリカバリーフレーズのバックアップを必ずしておく。
*現在BitpayはBCHでの決済は行っていません。取得したBCHは旧ウォレット内に残しておくことも可能だし、他のウォレットに移すこともできます。
★Bitpay and Copay recovery tool の使い方
- recovery tool サイトに行く。
-
wallet configuration の選択。 必ずネットワークを ”btc/livenet” から“bch/livenet”へ変更すること。
- バックアップフレーズを入力。設定している場合はパスワードも入力。□にチェックを入れ、 “Scan Wallet” をクリック。
- ウォレットのアドレスがBCH ネットワーク上で生成、スキャンされ、BCHの残高をみることができる。
- もし受け取ったBCHコインを BCHコインを扱っている取引所の外部BCH アドレス等に送信する場合は, そのアドレスを"Destination Address"に入力し "Transfer" をクリックする。
以上です。(送金先に反映されるまでに時間がかかります。)
英語の原文は↓
* なおCもしくはHで始まらないBCHのアドレスを入力するとエラーメッセージ ("enter valid address") が返ってきます。
その場合は、BCH ADDRESS FORMAT TRANLATOR
を使用し、トランスレートされたアドレスを入力するとオリジナルアドレスに送信されます。
英文の原文は↓
@rickf44 The recovery tool accepts BCH address starting wiht C or H, which is a new convention to prevent errors (https://support.bitpay.com/hc/en-us/articles/115004671663-BitPay-s-Adopted-Conventions-for-Bitcoin-Cash-Addresses-URIs-and-Payment-Requests) If you need to send to "old" addresses, and you are SURE those are BCH addresses, you can "translate" them using https://bitpay.github.io/address-translator/ The Fee problem has been fixed already. |
クラウドセール :Kin
Kinはカナダ発のKikというチャットをメインとしたアプリを提供している
Kik Interactive Inc.が発行する暗号通貨。
日本のラインが暗号通貨を発行するようなもので少し前に話題になっていた。
クラウドセールのスタートは9月12日で終了は9月26日。
クラウドセール中にも購入できると思いきや、
現在は登録(Registration)が締め切られていて
もうクラウドセールには参加できない。
Kin: A decentralized ecosystem of digital services for daily life
気になるトークンだったけれど話題になった後忘れていたらこの結果。
とりあえず登録だけでもしておべきだった。
というか、やっぱり気になるトークンは自分で確認することが肝要。
ICOの日程をまとめたサイト。
トークンに関する情報やリンクがあり便利。
Bittrex のフェイクサイトに注意!
今朝、何気なくカルダノ財団からのニュースレターに目を通していたら、
Bittrexの偽サイトがあることを知りました。
Bittrexのフェイクサイトがあるようです。アカウント開設時だけでなくログイン時も気をつけないと❗️ pic.twitter.com/51CGMAYeLm
— cryptodiary (@bchainassets) 2017年9月8日
これからアカウントを開設する人はもちろん、
既存のユーザーさんも今一度公式サイトにログインしているかどうか
確認したほうがよさそうです。
またご自身のセキュリティと安全のためにできることとして、
以下のことが推奨されていました。
1.2ファクター認証の設定
2.ログインの際、GOOGLEなどのサーチエンジンのリンクからログインするのではなく、
ドメイン名をアドレスバーに直接入力するか公式ウェブサイトをブックマークに保存しそのリンクからログイン
3.取引所のウォレットには大量の暗号通貨を保有せず、
スマホ、PC,もしくはハードウェアウォレットに入れておくこと。
その際常にプライベートキーとパブリックキーを控えておくこと。
ニュースレターの全文はこちら↓です。
29th September set as the target launch date of Cardano! More details in our latest newsletter: https://t.co/ukC9t5ZeTh
— Cardano Foundation (@CardanoStiftung) 2017年9月2日
*Bittrexはアメリカ(シアトル)に本拠を置く暗号通貨の取引所です。