MyEatherWallet (マイイーサウォレット) の作成

ICOに参加するのにイーサリアム(ETH)が使われることが多いです。

ただ取引所からイーサリアムを指定のアドレスにお送ると紛失してしまうことがあるので、

クラウドセールではMyEatherWalletからの送信が推奨されています。

 

また、MyEatherWalletは、Ledgerなどのハードウェアウォレットや人を介さない分散型取引所Etherdeltaとの連携も可能です。

 

 

無料でアカウントを開設することができますが、

キーやパスワードの紛失、誤ったトランザクション、偽サイトへのアクセスには

十分注意が必要です。

 

”MyEtherWallet.com does not hold your keys for you. We cannot access accounts, recover keys, reset passwords, nor reverse transactions. Protect your keys & always check that you are on correct URL. You are responsible for your security.”

"MyEtherWallet.comはキーを管理おらず、アカウントへのアクセスやキーのリカバリー、パスワードのリセット、トランザクションのリバースもできません。キーは自分で管理し必ず公式URLにアクセスしているか確認してください。セキュリティーに関しては自己責任になります。"

  

MyEatherWalletのアカウント(ウォレット)新設はこちらから➢

 

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MyEatherWallet 作成方法 

1.強力で覚えやすいパスワードを入力。

(このパスワードは自身のプライベートキーを守るものです。この時点でプライベートキーが生成もされることはありませんし、このパスワードだけではイーサリアムにアクセスするには不十分です。)

2."Create New Wallet"ボタンをクリック。

3.Keystore / UTC fileをダウンロードしこのファイルをUSB ドライブに保存。

(これは自身のプライベートキーを暗号化したものです。これにアクセスするには1で設定したパスワードが必要です。暗号化されていないプライベートキーより安全ですがパスワードが常に必要です。)

4.警告文を読み了解したら"I understand. Continue"ボタンをクリック。

5.バックアップ用にペーパーウォレットを印刷もしくは紙に誤りのないよう気を付けながらプライベートキーを書き留める。手書きの場合は後でウォレットにアクセスできないということがないよう2,3回書きとめておくとよい。

6.自身のイーサリアムアドレスをコピー&ペーストして保存。

https://etherscan.io でそのアドレスを検索しこのページをブックマークしておくといつでも残高を確認することが可能。

7.まずは少額のイーサリアム (0.0001 ETHなど) を外部ウォレットもしくは取引所から作成した新しいウォレットに送ってみましょう。

8.USBドライブに保存してあるKeystore / UTC file または印刷したプライベートキーを使ってウォレットをアンロック。次にアンロックしたウォレットのアドレスとブックマークしたアドレスがマッチしているか確認。なおウォレットは開いた(アンロックした)まま放置するのはやめましょう。

9.今度は少額のイーサリアム (0.00001 ETHなど) を新しいウォレットから外部ウォレットに送ってみましょう。

(この無料のオープンソースのサービスサイトhttps://myetherwallet.comの寄付アドレスでもよいでしょう。)

10.自身の資産にアクセスできない、ということがないよう最後に必要なすべての情報を記録したかアドレスがあっているか、もう一度確認してみましょう。もし誤りがあれば最初からやり直してみてください。

 

一つあると便利なので是非作ってみてください。そしてKeystore / UTC fileとプライベートキーは必ず安全なところに保管しておいてください!